読書

沢木耕太郎ノンフィクションI 激しく倒れよ作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/09/24メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (13件) を見る 沢木耕太郎ノンフィクション全集〓をようやく読み終えた。総頁510枚は…

カオス レギオン05 聖魔飛翔篇 (富士見ファンタジア文庫)作者: 冲方丁,結賀さとる出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2004/12/18メディア: 文庫 クリック: 11回この商品を含むブログ (56件) を見る 「完結してしまったなあ」、というのが素直な感想。この05…

シネマと書店とスタジアム作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る いつ読んでも沢木さんのルポはいい。彼のような文体で文章を書きたいものだ。

ウエンカムイの爪 (集英社文庫)作者: 熊谷達也出版社/メーカー: 集英社発売日: 2000/08/18メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (11件) を見る 熊谷達也のデビュー作。タイトルのウェインカムイとはアイヌ語で「人を喰った悪い熊」の…

ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫)作者: 糸井重里,重松清出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/15メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 244回この商品を含むブログ (129件) を見る 実は「ほぼ日刊イトイ新聞」は見てないのだが(ぉぃ)、この本を読んで…

ラノベ特集

このライトノベルがすごい!2005作者: 『このミステリーがすごい!』編集部出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2004/11/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (123件) を見る ライトノベル☆めった斬り!作者: 大森望,三村美衣出版社/メ…

ワッキーの地名しりとり―日本中を飛ばされ続ける男作者: 脇田寧人出版社/メーカー: ぴあ発売日: 2004/03メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 40回この商品を含むブログ (17件) を見る ワッキーの地名しりとり〈2〉完結編作者: ペナルティワッキー出版社/メ…

まじしゃんず・あかでみいV 雪原沸騰!? (ファミ通文庫)作者: 榊一郎,BLADE出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2004/11/20メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (10件) を見る 今回は鈴穂メインの話。魔術と超能力との違いは面白かった。…

雑誌3冊とか

『水曜どうでしょう本』創刊号 アバウト なかなか面白かった。うれしーの写真は中々味がありますな。ふじやんの文章はあいかわらずのハイテンションだし!。途中のおふざけ広告は俺はあまりいらんな。次からは投稿文でも載せたほうがおもしろいと思う。『kaw…

新書でアタリ

動物記作者: 新堂冬樹出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (10件) を見る 偶然、本屋で手に取った本だけどこれは大正解。いっきに読み終えました。これが処女作らしい。全3話構成です。…

蒼穹の昴(2) (講談社文庫)作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/15メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 33回この商品を含むブログ (96件) を見る 文秀は官吏として政治の世界へ、児も宦官として生きる道を選びました。見所は春児の修行編か…

マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼 (ハヤカワ文庫JA)作者: 冲方丁出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2003/06メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 58回この商品を含むブログ (280件) を見る ウフコック可愛いなあ。欲しい(おい)。 カジ…

病院の待ち時間で読んだ本

ハーモニカとカヌー (新潮文庫)作者: 野田知佑出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る 野田さんが数十年前の日本の川を語る文を読むたびに、懐かしさとともに取り返しがつかない愚挙を繰り返した社会への怒…

文科系のための科学・技術入門 (ちくま新書)作者: 志村史夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2003/01メディア: 新書 クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見る 理系的な思考とは「筋道を立てて考える(論理的思考)」ってことなんですね。でもおもし…

聖地に流れる円舞曲―スクラップド・プリンセスサプリメント〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)作者: 榊一郎,安曇雪伸出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2004/10メディア: 文庫 クリック: 12回この商品を含むブログ (20件) を見る これでスクラップド・プリン…

新版 人生論 (角川文庫)作者: トルストイ,米川和夫出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/05/17メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 198回この商品を含むブログ (26件) を見る いまさら過ぎるでしょうか(笑)。けど結構いいことを書いております。トルスト…

本日のスープカレー出版社/メーカー: HAJ出版発売日: 2006/03メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (43件) を見る 大泉洋の初エッセイです。いま札幌の名物といえばスープカレーが有名です。そのスープカレーが大好きな洋ちゃんは…

マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA)作者: 冲方丁出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2003/05メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 336回この商品を含むブログ (415件) を見る 『カオスレギオン』の次に手を出した冲方丁…

稲生物怪録―平田篤胤が解く作者: 荒俣宏出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/10メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (10件) を見る 荒俣宏さんが江戸時代の大学者平田篤胤が最後に挑んだ『稲生物怪録』の謎について解題した本です。文献…

カオス レギオン04 天路哀憧篇 (富士見ファンタジア文庫)作者: 冲方丁,結賀さとる出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2004/07/16メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (53件) を見る はい。泣きました。号泣です。ライトノベルで泣けましたの…

〜11/11まで(形式変更してみました)

百年の誤読作者: 岡野宏文,豊崎由美出版社/メーカー: ぴあ発売日: 2004/10メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 60回この商品を含むブログ (106件) を見る 1900年から2004年までその年ごとのベストセラーの本を書評した本。本人たちは気に入らないと思うけど…

冲方丁『カオスレギオン03』富士見ファンタジア文庫

前に書き忘れたけど、この「カオスレギオン」は「12月のベロニカ」より面白いね。圧倒的に。叙述的なテクニックの差かなあ。 こん作品での後半、どんどん敵の手中に落ちていくジークとノヴィアの心情が良く描けていると思う。だって読んでいて辛かったもの(…

熊谷達也『邂逅の森』文芸春秋

第17回山本周五郎賞&第131回直木賞受賞作です。著者の熊谷さんはアウトライダーに寄稿されたこともあるツーリングライダーです。明治時代のマタギの世界を中心に東北の自然を余すことなく描いています。マタギしか見ることがかなわない厳冬の山々。のめり込…

聖刻群龍伝―龍攘の刻〈2〉 (C・NOVELSファンタジア)作者: 千葉暁,藤井英俊出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2004/09メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (11件) を見る なんだかんだといって追いかけているシリーズです。三国志的な展開…

冲方丁『カオスレギオン』0〜02 富士見ファンタジア文庫

なるほど!このシリーズは長編へ繋がる過去の物語だったのですね。知らなかったので驚きました。結果は分かっているけど面白いっていうのはFSSと同じですね(笑

冲方丁『カオスレギオン』聖戦魔軍篇 富士見ファンタジア文庫

前から気になっていた沖方丁を手にとって読み始めました。う、けっこう文章上手い。しかも泣きのツボをつかれる。キャラ造形が面白かった。主人公のジークの生い立ちから彼独特の戦いへの無常観が、他の同じようなキャラ(騎士系のね)とは違いが際だってい…

賀東召二『フルメタル・パニック! つづくオン・マイ・オウン』富士見ファンタジア文庫

物語はクライマックスに向かって動き出しましたね。最近の長期シリーズの特徴でしょうか。9・11を受けての影響かなあ。とにかく千鳥かなめはさらわれて宗介は穏やかな日常を捨てて本来の自分のテリトリー、戦場に戻っていきます。短編のおバカなノリも好きな…

ここしばらく読んだ本の感想まとめ

水木しげる『猫楠 南方熊楠の生涯』角川ソフィア文庫 猫の視点から見た南方熊楠の生涯を水木しげるの独特の語り口で読ませる一品。怪人が怪人を描いているので”らしさ”がでている気がする。★★★★☆ 夢枕獏『鳥葬の山』文春文庫 夢枕獏の短編集。彼独特のしっと…

斎藤純『オートバイの旅は、いつもすこし寂しい。』株式会社ネコ・パブリッシング 

『アウトライダー』というツーリング雑誌がある。元々月刊誌だったが一度休刊した。現在はバイクツーリングをメインとした隔月誌として8号まで刊行された。この雑誌は旅の風景写真がとても素晴らしく、見るたびに旅情がかき立てられる。つまりそれだけダイ…

J.K.ローリング作 松岡祐子訳『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 上・下』静山社 

amazon.co.jpで予約していたので本日、午前中に届きました。ゆっくりと読んでいこうかな。って前作の内容を結構忘れている気がする。前作は友人に貸していたことも思い出した(笑 いつでもいいので返してね(私信内容はハリー・ポッターが初年期から青年期に…