西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

 久々にいい作品を読めた。主人公の加納まいのこれからの物語を読みたいなあと素直に思えるのは物語の力だろう。(短編でまいのその後がわかるけど、あれだけじゃ満足できません(笑))
 まいと西の魔女ことお祖母さんのやりとりは、心に残る何かを読後に残します。自然の中から力を取り出すといった意味では魔女というよりはドルイド的な雰囲気を感じます。古来、人間は自然と共存していた存在です。それはこれほど文明を誇っていても身近に自然を感じないとストレスを感じることからもあきらかだと思います。

この作品は本当におすすめです。

トンデモ一行知識の世界 (ちくま文庫)

トンデモ一行知識の世界 (ちくま文庫)

 雑学の種がいっぱいつまった本です。雑学大好き。

SR最終決戦編。話が盛りあがってきているのでまだ人物が色々と動いています。大風呂敷を広げているわけではないので次の巻で一応のまとめはなるのだろうと推測しています。