灼熱の日々

 今日も暑かった。連日暑いと言い続けているが、今日は特に昼間、親の用事で運転手をして、あちらこちらと奔走したため余計にそう感じたのかもしれない。家に帰り母屋と離れの間の土間を通ると、なんとなく、タイのねっとりとして腐り落ちる寸前の果実のような、そんな空気を思い出した。