2004-07-02から1日間の記事一覧

片山恭一「世界の中心で、愛をさけぶ」*2

この本は友人であるSから借りていたものです。前評判は高く、なかなか読み出せなかったのですが、今日からTVドラマも始まることですし、これもいい機会かもと思い、夕方に一気に読みました。 結論からいうと、普通にいい作品だと思います。構成も難しくな…

本と感受性について

大衆は個性的という画一化された1つの「個性」を望んでいる。けして本来の意味での個性的なものなど理解されるはずもない。それを人は肯定できないからだ。多種多様な人、それぞれが真なる意味での個性を発揮しているからこそ、種は存続する。 中庸であるこ…