飛行機での輪行(メモ)

■ 飛行機
●飛行機も分解する必要がある?(JAL国内線手荷物の取扱い)
JRと違って飛行機では自転車を袋に入れるという規定はないようです。飛行機では手荷物の大きさ制限「50cm×60cm×120cm以内」とありますので,分解する必要はありそうです。小径車以外は分解してもこの大きさにはならないのですが,「スキー、ゴルフ、釣り等の用具はお預かりします。」との規定で手荷物として扱われているのようです。袋に入れずにチェーンをむきだしにして係員さんを汚したり,他の荷物を汚すことを考えると・・・袋に入れるのはマナーといえるのではないでしょうか。国際線では、自転車をペダルを外しただけで分解せずにそのまま載せてもらったという話も聞きますが、航空会社、混み具合にもよるのかもしれません。各航空会社にお問い合わせください。
輪行する場所
受付カウンタの場所を確認して、なるべく担ぐ距離が短く、かつ人の通行の邪魔にならない場所で作業しましょう。
●料金
飛行機は国内線では15kgまでの荷物が無料ですので、自転車も無料です。もちろん、たくさんの荷物があって15kgを超えてしまった場合は超過料金を取られるのでしょうが・・・超過料金を取られたという話は聞いたことがありません。国際線はエコノミーで20kgまで無料のようです(航空会社によって違います。ニュージーランド〜名古屋では荷物の大きさが超過して超過料金20ドル約1,200円でした)。
●迷信「飛行機輪行ではタイヤの空気を抜く」?
タイヤの空気を抜いた方がいいという話も聞きます。飛行機内は上空でも与圧(0.8気圧程度)されています。タイヤの空気圧は上空では相対的に上がりますが、地上と比べて0.2気圧程度高くなるだけです。タイヤ内の空気圧(3気圧〜7気圧ぐらい)に比べれば影響は小さいことでしょう。私もいままで空気を抜いたことはありません。抜かないことによるトラブルもありません。空気を抜いてしまうと、着いてからちゃんと規定圧まで空気を入れるが大変(~-~;)。規定圧力まで上げられなければパンクの可能性も増えます。
●エンド補強・リアディレイラーを外す?
飛行機では手荷物として預けてしまいますので、自分で自転車を管理することができません。リアエンドには、損傷防止のために自作アルミパイプをクイックシャフトを利用して取り付けています。フロントエンドも同様です。エンドを固定する金具は単なるアルミパイプです。一番壊れやすいリアディレイラーはエンドから外しています、私は。

リアディレイラーを外してからエンドにパイプを取り付け,チェーンが輪行袋の中で暴れないようにシート付近に縛ってあります。縛っているのはいつも携帯しているワイヤー錠です。


●自転車の取り扱い
カウンタで自転車ですと言うと(自転車ですねと言われることも)、権利放棄書(壊れても文句イワナイヨという書面、最近は小さな紙になったケド)に署名させられます。ベルトコンベアに載せます、と受付カウンターで言われたこともあります。でも、到着地ではいつも係員さんが重そうに運んできてくれます。昔はベルトコンベアで出てきたこともありましたが、近頃はベルトコンベアで出てきた記憶は国内線では・・・ありません。

http://homepage1.nifty.com/kadooka/rinko/checkpoints/checkpoints.html

 「自転車ツーリング再生計画」さんより。勉強になります。