北海道紀行-六日目-

 いわみざわ健康ランドの仮眠室で目が覚めたのは早朝、午前6時すぎだろうか。車のシートを倒したような形状のシートに無理やり寝たのが午前2時近く。ぼんやりとしていると、強制的に朝のニュースが仮眠室が流れます。鉛のように重い体を引きづりながら、朝風呂に入る。露天風呂でぼんやり朝日を眺めているとやっと意識がはっきりしてきます。そう、今日は北海道紀行の最終日だ。昨日無理して岩見沢まで来ているから、今日は消化日という感じですが。

 まずは腹ごしらえということで、たやしんに連れて行かれたのは、札幌の定食屋、半田屋さん。まさにB級感あるふれるメシ屋です。ちなみにこのお店の標語は、「生まれたときから、どんぶり飯」(笑 ここの飯は、中と小しかありません。大は店が自己規制してメニューとして出していないのです。ということで中を頼んだのですが・・・。まさかこんなに多いとは(汗 舐めていました。半田屋さん、すいません。泣きながら全部食べました。

 胃袋の膨満感に襲われながら高速道路に乗り、ついたのは小樽。観光客がえらく多かったです。町並みが保存されていますが、歩きでじっくり見たい所ですね。そそくさと市内を離れてR393を上がって毛無峠にいきました。ここでは小樽の町並みが一望できます。晴れたいたのですが、やや曇りの天気では靄がかかっており、ちと残念。北海道にフェリーで来るとなるとここにつくのかあという思いで港の遠景を眺めておりました。ここの広場でおじさんに葡萄を買わないか?と一粒おためして葡萄を貰ったのですが、口に入れてすぐはき出すぐらい酸味が強くまずい。これじゃ客買わないよ、おじさん。

 毛無峠から山道をしばらくいくと、山中牧場です。ここでは牛乳とソフトクリームを頂きました。どちらもなかなか美味。裏は牧草地になっており牛が放牧されておりました。ここで何枚か牛を撮影。カメラを構えていると、牛のほうがどんどんと近くに寄ってきて迫力がありました。近くに寄ってきたのは俺が赤いジャケットを着ていたせいもあるかも・・・。

 山中牧場を後にして、小樽から高速を使って新千歳空港まで進みます。今日、僕が乗る便は15:35分発なので比較的余裕があるのですが、たやしんが追い出しコンパに函館に5時にいないといけないというタイトな裏スケジュールがありまして(笑。なんとかギリギリの時間に空港に送ってもらって、たやしんと別れました。わざわざ空港まで寄ってもらってありがとう♪

 とりあえずANAの窓口でチェックインをする。あとは搭乗手続きだけ。2時間半ぐらい暇だ。よって新千歳空港のカレー屋さんで暇つぶし。まずは昼ご飯として、スープカレー(笑 まあ、札幌名物だから、どんなものか確認ってことで。食べてみて一言。「カレーというより、カレー味のスープって感じだね。美味しいけど」です。そのお店でテーブル席を陣取り、給仕のねーさんに軽く無視されながらも、blogの更新をしておりました。やっと5日目を書き上げて時計を見ると・・・「15:00!!」やばやばすぎ。慌ててANAの搭乗手続きに行くと長蛇の列(汗 しかも放送で名前よばれるし!!あわわしながら、手荷物検査を終えてチケットの指定する搭乗乗り場にいくと誰もいない。さらに焦る俺。関係者の人に聞くと乗り場が変わったらしい。焦らすなよ、まったく。しかし、搭乗口にいくと結構もう人が行っていたので、慌てて合流。トイレを済ませておくことを忘れるという基本的な失態をする。窓際の席を選んだのだが、あとで後悔。途中でトイレに行きたくなったのだ。寝ている女性を2人、起こしてしまいました。(もちろんCAさんにお願いして)謝りながらいきましたけど、すぐ横の女性の不機嫌さはまるで絵に描いたような不機嫌な顔でした。(まあ、寝おきって機嫌が悪くなるものですしね)

 まあ色々ありましたが、広島空港に到着。重い荷物を持って空港正面向かって一番左端に駐めていたホーミーまで行軍。かなりくびれました。1日800円×6日ということで4800円の駐車代でした。三原久井ICを経由して裏道で帰宅。
とても疲れましたがやっと我が家にたどり着きました。
 北海道でお世話になった、たやましんやさんありがとうございました。おかげでとても楽しく旅ができました。今度はバイクでいっしょにいきましょうね!